今朝の朝日新聞朝刊の論壇時評に、先月取材した内密出産回避1ヶ月のドキュメントが取り上げられていました。望月優大さんが書いてくださっていました。望月さんは移民問題を掘り下げて取材されていて、熊本県水俣市で起きたベトナム人技能実習生の死産事件を取材なさっています。
この記事の公開直後には、ここまで書く必要があるのか、そっとしておいてやれよ、などの批判も僅かでしたがありました。ですので、このように取り上げていただき少し気が晴れる思いがします。
ここまで書いて初めて予期せぬ妊娠のその後を背負わされた女性の問題が伝わると思い、一歩踏み込んで書きました。女性に境界知能という背景があったことは、今後、乳児遺棄事件やゆりかごの背景を理解する参考になるだろうと慈恵病院の蓮田院長は指摘しています。
「病院にたどり着いた妊婦も、受け入れた病院も、受け止めた家族も、そして文春もGJ(Good Job)だ」と、ある産婦人科医がツイートしていました。医療界でも同じ産婦人科医や精神科医から慈恵病院の取り組みへの共鳴や理解が広がっているのを感じます。
新しい動きと思います。
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https://bunshun.jp/articles/-/50169
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